高引裂きシリコンゴムの溶着加工事例のご紹介です。
高引裂きシリコンは、USシリコンとは違い、溶着加工が出来るため、額縁をはじめ、ダクト等、様々な形へ加工することが可能です。
下記では、溶着によって成形した加工品の事例をご紹介します。
額縁溶着加工
溶着によって成形した額縁製品です。
打ち抜きに比べて無駄なくシリコン素材を使用することが出来ます。
溶着製品
溶着によって成形していますが、高引裂きシリコンの特長である引裂き強さは維持しており、引張強度も高い製品です。
ダクト
高引裂きシリコンゴムを溶着加工によって製作した、丸・テーパーダクト、丸・角フランジ付ダクト製品です。
高引裂きシリコンとは
引裂き強さが汎用シリコンに比べて約2倍、伸びは汎用シリコンに比べて約2倍という特長があるシリコン素材です。
また、食品衛生法に基づく厚生省告示第85号に適合したシリコーンです。
詳しくは、高引裂きシリコンの詳細をご確認ください。
注意事項
- ご使用に関して事前テストを行い、該当用途への適正をご確認ください。
- 当社シリコン製品は、一般工業用用途向けに開発されたものです、医療用インプラント製品には絶対に使用しないでください。
- 各種データは保証値ではありません。また記載内容は性能向上、仕様変更などのため予告なく変更する場合があります。
補足:シリコンゴムの溶着加工と接着加工の違い
木野機工では、溶着加工品の他にも接着加工による加工も行っております。
溶着とは違い、接着加工ではシリコンゴムと金属との接着、シリコンゴムと樹脂との接着などの特殊加工も可能です。
※溶着加工と接着加工の違いについては「シリコンゴムの溶着・接着とは?溶着と接着の違いと特徴」をご確認ください。