木野機工株式会社でも取り扱う色付きのシリコンゴム。
通常、シリコンゴムは半透明か透明であることが一般的です。
このページでは、シリコンゴムに色を付ける方法を解説します。
シリコンゴムへの着色方法
樹脂やゴムに色を付ける方法は2通りあります。
それぞれの着色方法について解説します。
シリコンゴムが硬化前に着色
弾力があるシリコンゴムになる前は、液状もしくはコンパウンド状の生ゴムの状態です。
成形を行った後に加硫させることで弾力があるゴム状のシリコンゴムとなります。
成形・加硫前に顔料を加えて混合や練りを行うことで着色されたシリコンゴムを製造することができます。
硬化後に着色は可能か
色を付けるといえば塗装による色付けを想像する方も多いかと思います。
しかしながら、シリコンゴムは非粘着性・離型着性に優れたゴム素材のため、硬化後に上から塗装しても塗料が剥がれてしまいます。
そのため、加硫後・硬化後のシリコンゴムに色を塗ることは困難だといえます。
まとめ
いかがでしたか?
シリコンゴムの特性や製造工程を考えるとわかりやすいかと思います。
是非、特性や製造方法も参考にしてみてください。
今すぐ読みたい!保存用PDF資料
木野機工株式会社では、保存用PDF資料「工業ゴムの基礎知識」を配布しています。