ヘルールガスケット(ヘルールパッキン/サニタリーガスケット)には、A型やB型など、○○型と付くものが多数存在します。
選定時にパッキンやガスケットの形状を間違えてしまうと、上手く接続できないなどの不具合が起きる場合があります。
このページでは、ヘルールガスケット(ヘルールパッキン/サニタリーガスケット)のA型とB型の違いについて解説します。
目次
ヘルールガスケット A型とB型の違いとは
ヘルールガスケット(ヘルールパッキン/サニタリーガスケット)には、A型とB型があります。
単純に説明すれば形状の違いがあります。
ヘルールガスケットのA型とB型の断面比較
下記のように、ヘルールガスケットA型は断面がL字型、ヘルールガスケットB型は断面が平面という違いがあります。
ヘルール継手の溝に合わせて中心部にはかまぼこ型の溝埋めA型、B型双方にあるのもヘルールガスケット(へルールパッキン/サニタリーガスケット)の特徴でもあります。
ヘルールガスケットA型の断面イメージ
へルールガスケットB型の断面イメージ
基礎知識としてヘルールガスケットに関わる用語一覧
簡単に用語について解説します。
ヘルール
ヘルールとは、配管やバルブを接続する継手の種類の1つです。
パッキンを間に挟み込み、クランプバンドで締め付けることで接続します。
ヘルール継手の他、サニタリー配管、サニタリー継手とも呼ばれています。
パッキン/ガスケット
パッキンとは、漏れを防ぐための部品です。
パッキンの他、シール材、ガスケットとも呼ばれています。
また、断面が円形(O形)の環型をしたパッキンをO-リングと言います。
ヘルールガスケット(ヘルールパッキン)
ヘルールガスケットとは、へルール継手専用のパッキンです。
材質は、シリコンゴム、NBR(合成ゴム)、EPDM、フッ素ゴム(テフロン等)、カルレッツ、PTFEなど、流体によって選定できます。
ヘルールガスケットの他、ヘルールパッキン、サニタリーガスケット、サニタリーパッキンとも呼ばれています。
木野機工のヘルールパッキンとは
木野機工株式会社では、USシリコンゴム素材や色付きシリコンゴム素材を用いたヘルールパッキン(ヘルールガスケット)を取り扱っています。
抜群の引裂き強さを持つシリコンゴムで、食品衛生法にも適合した、安心・安全を実現するヘルールパッキン(へルールガスケット)です。
USシリコンゴム製ヘルールパッキン
色付きシリコンゴム製ヘルールパッキン
磁気に反応するシリコンゴム製ヘルールパッキン
▼金属探知機に反応するシリコンゴム製ヘルールパッキンの詳細へ
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